牡羊
おひつじ
名詞
標準
ram (sheep)
文例 · 用例
みな若い牡羊の感じがして、香ばしい牧草の匂いがします。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その後蘇武が窖の中に幽閉されたとき旃毛を雪に和して喰いもって飢えを凌いだ話や、ついに北海(バイカル湖)のほとり人なき所に徙されて牡羊が乳を出さば帰るを許さんと言われた話は、持節十九年の彼の名とともに、あまりにも有名だから、ここには述べない。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
『雑宝蔵経』八に下女が麦と豆を与り居ると、主人の家の牡羊が毎度盗み食い減らすから主人に疑わるるを憤り、羊を見る度杖で打ち懲らす。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
一五四〇年には初めに牡羊座で日食が起り、次に天秤座で土星と火星の会合、次には獅子座で太陽と木星の会合があったが、この年の夏は珍しいほど暑気の劇烈な夏であった。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
一八八頁図(第二十五図)は天の一部分、すなわち、三角、アンドロメダ、牡羊、及び魚の各星座付近における恒星の運動を示すものである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
・牡羊の死(暮羊君の話) 畜魂碑 ダンベイ九月十九日 曇――雨。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
いざゆけ、牡羊四の足をもて蔽ひ跨がる臥床の中に、日の七度やすまざるまに 一三三―一三五ねんごろなるこの意見は、人の言よりも大いなる釘をもて汝の頭の正中に釘付けらるべし 一三六―一三八審判の進路支へられずば。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
それから、生きた牝牛六頭と牡牛を二頭、それから牝羊六頭と牡羊二頭を、これらは国へ持って帰って、飼ってみようと思いました。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫