翰林
かんりん
名詞
標準
literary circles
文例 · 用例
こうした独断的否定はむしろ往々にしていわゆる斯学の権威と称せられまた自任する翰林院学者に多いのである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
光を翰林に曳きて永久に消えず。
— 泉鏡花 『芥川龍之介氏を弔ふ』 青空文庫
翰林学士の劉三吾、御歎はさることながら、既に皇孫のましませば何事か候うべき、儲君と仰せ出されんには、四海心を繋け奉らんに、然のみは御過憂あるべからず、と白したりければ、実にもと点頭かせられて、其歳の九月、立てゝ皇太孫と定められたるが、即ち後に建文の帝と申す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
乃ち屍を※燼中より出して、之を哭し、翰林侍読王景を召して、葬礼まさに如何すべき、と問いたもう。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
乃ち召されて翰林に入る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
翰林院編修程済白す、出亡したまわんには如かじと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
そこで孫は郷試に選ばれ、翌年は進士に挙げられて翰林を授けられた。
— 田中貢太郎 『阿宝』 青空文庫
この文学会は後には次第に有象無象を狩集めて結局文人特有の放肆乱脈に堕して二、三年後に自然的に解体したが、初めは最も選ばれたる少数者の集団であって、当時の私設|翰林院を以て目されていた。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
作例 · 標準
彼は翰林の才子として、弱冠二十歳にしてその名を文壇に轟かせた。
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「さすが翰林の徒、言葉の選び方や表現の奥行きが凡人とは一線を画しているね」
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翰林に名を連ねる名誉を授かり、彼は身の引き締まる思いで筆を執った。
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時の権力者たちも、翰林に集う文人たちの鋭い批判には神経を尖らせていたという。
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