ぶるっと
ぶるっと
副詞
標準
shiveringly
文例 · 用例
れいの低い声で、「きょうは八十八夜」そうひとこと呟いたかと思うともう、てれくさくてかなわんとでもいうようにむっくり立ちあがって両肩をぶるっと大きくゆすった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そらのなかほどへ来て、よだかはまるで鷲が熊を襲うときするように、ぶるっとからだをゆすって毛をさかだてました。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
その睡りの中でも豚は、何べんも何べんもおびえ、手足をぶるっと動かした。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
ひやと寒く、ぶるっと震えた。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
野蛮ですねえ」 と言わんばかり、ひたすら私の気に入られようと上品ぶって、ぶるっと胴震いさせたり、相手の犬を、しかたのないやつだね、とさもさも憐れむように流し目で見て、そうして、私の顔色を伺い、へっへっへっと卑しい追従笑いするかのごとく、その様子のいやらしいったらなかった。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
馬屋のうしろのほうで何か戸がばたっと倒れ、馬はぶるっと鼻を鳴らしました。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
犬はさきに立って崖を横這いに走ったりざぶんと水にかけ込んだり淵ののろのろした気味の悪いとこをもう一生けん命に泳いでやっと向うの岩にのぼるとからだをぶるぶるっとして毛をたてて水をふるい落しそれから鼻をしかめて主人の来るのを待っている。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
けれども何とも仕方ありませんでしたから冷たさに一ぺんぶるっとしながらもう少し行きました。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
作例 · 標準
夜風が冷たくて、思わずぶるっと身震いしてしまった。
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幽霊の話を聞いていたら、急に背筋がぶるっとしたよ。
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冷たいシャワーを浴びて、ぶるっと震え上がった。
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