学童疎開
がくどうそかい
名詞
標準
evacuation of school children (from major cities to more rural areas, esp. during late World War II)
文例 · 用例
疎開の意味で、高子には五日市町の方へ一軒、家を持たす、そして森家の台所は恰度、息子を学童疎開に出して一人きりになっている康子に委ねる、――そういうことが決定すると、高子も晴れがましく家に戻って来て、移転の荷拵えをした。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
康子の荷物は息子の学童疎開地へ少し送ったのと、知り合いの田舎へ一箱預けたほかは、まだ大部分順一の家の土蔵にあった。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
次兄の息子も二人、学童疎開に行っていたが、汽車が不通のためまだ戻って来なかった。
— 原民喜 『廃墟から』 青空文庫
次兄の息子も二人、学童疎開に行つてゐたが、汽車が不通のためまだ戻つて来なかつた。
— 原民喜 『廃墟から』 青空文庫
疎開の意味で、高子には五日市町の方へ一軒、家を持たす、そして森家の台所は恰度、息子を学童疎開に出して一人きりになつている康子に委ねる、――さういふことが決定すると、高子も晴れがましく家に戻つて来て、移転の荷拵へをした。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
康子の荷物は息子の学童疎開地へ少し送つたのと、知り合ひの田舎へ一箱預けたほかは、まだ大部分順一の家の土蔵にあつた。
— 原民喜 『壊滅の序曲』 青空文庫
罹災以来、私と一緒に次兄の許で厄介になつてゐた妹は、既にその頃、他所へ立退いてしまつたが、それと入れ替つて、次兄の息子たちが、学童疎開から戻つて来た。
— 原民喜 『小さな村』 青空文庫
学童疎開に行つてゐた二人の弟たちが還つて来ると、狭い家のうちはごつた返し、暮しは一層苦しくなつてゐた。
— 原民喜 『星のわななき』 青空文庫
作例 · 標準
戦争中、都市の子供たちは安全な地方へ学童疎開しました。
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祖母は「学童疎開で初めて故郷を離れた」と、当時の寂しさを語ってくれた。
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当時の日記には、学童疎開先での集団生活の様子が詳細に記されていた。
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学童疎開の経験が、彼の人格形成に大きな影響を与えたという。
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