甚振り
いたぶり
名詞
標準
文例 · 用例
さも憎さげに弁太を睨んだが、「うむ、お前さんは弁太殿か、妹をいたぶりに参られたと見える。
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
そこで勢い岡っ引は他に副業を求めるか、ないしは地道の町人をいたぶり、賄賂を取らなければ食って行けなかった。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
売る土がなくなると姉が死んだといって、蔵前の札差しに、来年さらいねんの扶持米を金にして貸せといたぶりに行く。
— 長谷川時雨 『お墓のすげかえ』 青空文庫
時折り俺たちをいたぶりに来る、あの焚木拾いか、それとも盆栽採りか――思わずそんな気がしたので……。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
「まったく、人をいたぶりなさる。
— A Golden Argosy 『玉手箱』 青空文庫