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脳底

のうてい
名詞
1
標準
base of the brain
文例 · 用例
かゝる時、はからず目に入つた光景は深く脳底に彫り込まれて多年これを忘れないものである。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
どうしても生死を脱離し得ぬ煩脳底の第一義である。
夏目漱石 高浜虚子著『鶏頭』序 青空文庫
あまりの惨ましさに痺れてぽかんとなってしまった鼈四郎の脳底に違ったものが映り出した。
岡本かの子 食魔 青空文庫
国楽はだんだん激して、熱湯のように住民たちの脳底を蒸していった。
海野十三 十八時の音楽浴 青空文庫
それは後から聞いた話によって、記憶を強化したのだろうが、父子爵が眼の中に入れても痛くないという風に、じっと眼尻を下げて、重明がヨチ/\歩くのを見入っている姿が、朧ろに野村の脳底に映じた。
――二川家殺人事件 黄鳥の嘆き 青空文庫
私は、しばし静思をしたが、そのとき忽然として、脳底にうかび上ったのは、祖国日本の安否であった。
海野十三 地球要塞 青空文庫
この蠅男の身体に関する秘密は、まだ十分了解することが出来なかったが、決死の青年探偵帆村荘六は脳底から沸き起ろうとする戦慄を抑えつけて、厳然とこの大怪物と睨み合っている。
海野十三 蠅男 青空文庫
此時頃私の脳底に烙き付けられた秩父山の美しい色彩の印象は、年と共に鮮かさを加えて、其後冬休みに帰省する毎に鎌を腰にさして林の中を一日ほづき歩いては帰りに山を見るのが楽しみの一となった。
木暮理太郎 奥秩父の山旅日記 青空文庫
作例 · 標準
脳底には、生命維持に重要な機能を持つ部位が集まっている。
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MRI検査で、脳底に小さな異常が見つかった。
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解剖学の授業で、脳底の構造について詳しく学んだ。
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