士大夫
したいふ
名詞
標準
Chinese scholar-bureaucrat
文例 · 用例
軽薄なる世人の常とて、当時|隴西(李陵の家は隴西の出である)の士大夫ら皆李家を出したことを恥としたと記されている。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
禮儀典三六、牲理三書圖解、男女初婚今俗人家女之母同入房、以果酒禮壻、而用素帛一幅置之壻袖中謂之交親、壻拜受之、厥明以驗女之貞潔其則有傳示於人者、今江淮多用之、雖士大夫亦有所不能變者蓋淪於塵俗而莫之覺也、其爲可噌甚矣、寧不有※於風教乎、とあるが此書の出來た以前に此物の記事は無い物にや)。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
否、士大夫ともあるべきものが、つまらない玩び物で、カピタンから体よく翻弄されていることを苦々しく思ったのだろう。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
われらが平生読み書きいたしおる漢字漢語も、またわれら士大夫が実践いたしおる孔孟の教えも、伝来の初めには、只今のオランダの文字同様一切不通のものであったに相違ござらぬわ。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
支那肖像畫の流行は、唐以來滋※盛んにして、士大夫の間まで擴がり、以て宋代に及びしことは事實なれども、肖像畫の優れたるものは寧ろ唐代にありし事は、眞言五祖像によりても想像され、已に其時代の詩集等に肖像に關係せる詩文等多く現はる。
— 内藤湖南 『日本の肖像畫と鎌倉時代』 青空文庫
宋代となりてより此風は一般に擴がり、殊に肖像畫について多く用ゐたる、自分の肖像と言ふ意味の「陋容」「陋質」と言ふ語の如き、禪家以外の宋代の士大夫も之を用ゐたり。
— 内藤湖南 『日本の肖像畫と鎌倉時代』 青空文庫
そして徳川期に於ける朱子学、古学、陽明学などは、最も典型的な士大夫(恐らく古代支那=西周に於ては君子と共に社会支配の幹部を指す)の政治的にも実践すべき教学であった。
— 戸坂潤 『日本文化の特殊性』 青空文庫
斯の時に方つて、天下岌岌、生民死を救うて暇あらず、士大夫乃ち流宕|此の如し。
— その七 ――放翁詩話三十章―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
作例 · 標準
中国の伝統的な官僚制度では、士大夫が重要な役割を担っていた。
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士大夫は、学識と徳を兼ね備えたエリート層であった。
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彼は、士大夫の家柄に生まれ、幼い頃から学問に励んだ。
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ウィキペディア
士大夫(したいふ)は、中国の北宋以降で、科挙官僚・地主・文人の三者を兼ね備えた者である。
出典: 士大夫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0