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栓を抜く

せんをぬく
表現動詞-五段-カ行
1
標準
to uncork a bottle
文例 · 用例
甲地でも乙の松明の上がると同時に底の栓を抜く
寺田寅彦 変った話 青空文庫
博士は斯く云いつつ、瓶を差し上げて太陽の光線に透かしてみたが、「オオ、あるある果してみょうな物があるある」と叫んで、好奇心は満面にあふれ、口栓を抜くのももどかしと、かたわらの巖石をめがけて投げつけると、瓶は微塵に砕け、なかから黄色い紙に何か細々と記した物が出て来た。
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
」 スポンと栓を抜く、件の咳を一つすると、これと同時に、鼻が尖り、眉が引釣り、額の皺が縊れるかと凹むや、眼が光る。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
其上|縦や首尾好く瓶を取つて来たとしても、栓を抜くのがむづかしい。
森鴎外 金貨 青空文庫
」と云って、ビールの栓を抜く手つきもいつもとは違い、争われぬなまめいた形になるのだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
私は赤レッテルの壜の栓を抜くと、妻楊子の先をソッと差し入れた。
海野十三 青空文庫
――と咄嗟に腹を極めた私は、赤いレッテルの生長液の入った壜をとりあげて栓を抜くと、グッと一と息に生長液を嚥んだのであった。
海野十三 青空文庫
そして私は、私の吐き出した物に対して、その幾分か不気味な、丁度栓を抜くやうに空虚な喉ざわりのほかには、決して特別の愛情も、扨て又特別の美意識も懐くわけではなかつたが、私は、一応洗面器を持ち上げて、吐き出した赤いチラチラするものを、流しの上に探し出さねばならなかつた。
――あるミザントロープの話―― 青空文庫
作例 · 標準
パーティーの始まりに、シャンパンの栓を抜く音が響いた。
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仕事が終わったら、冷蔵庫から冷えたビールを取り出し、栓を抜くのが至福の時だ。
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「おいしいワインがあるんだけど、今から栓を抜こうか?」と友人が誘ってきた。
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