瓊瓊杵尊
ににぎのみこと
名詞
標準
Ninigi no Mikoto (Japanese deity; grandson of Amaterasu, great grandfather of Emperor Jimmu)
文例 · 用例
昭和十五年七月廿八日神武天皇の御創業 皇孫|彦火瓊瓊杵尊が、天照大神の神勅を奉じ、日向の高千穂の※触ノ峰に降臨されてから御三代の間は、九州の南方に在つて、国土を経営し、民力の涵養を図ると共に、周囲の者どもを帰服せしめ、之を化育することに依つて、いよ/\興隆の基礎を築かれたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
最も肝腎なのは、物部氏の先祖たる饒速日命と神武天皇の先祖たる瓊瓊杵尊との關係であつて、神武天皇が大和に入られた時、互に其の寶物を交換して見て、同祖の末孫なることの證據が判つたので、饒速日命は長髓彦を殺して神武天皇に歸服したといふことになつてゐる。
— 内藤湖南 『女眞種族の同源傳説』 青空文庫
譬へば、瓊瓊杵尊が御成人遊されて、葦原の中つ国にお降しなされても差支へない事になつた時(記では、お降りになる時は緑児であらせられたかの如くに記述してゐるが)、天降りの御様子を叙した一節に、記には、「於天浮橋宇岐士摩理、蘇理多多斯弖自宇以下十一字亦以音」とある。
— 折口信夫 『古代中世言語論』 青空文庫
かの神代の三神、瓊瓊杵尊、彦火火出見尊それから草茅葺不合尊の御陵は、今日九州の南の日向、大隅、薩摩の方に定められてありますが、それは神代の御陵でありますから今は申しません。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
しかしながらそれは特に天照大神から天孫瓊瓊杵尊に賜わったという、貴き由来を有する神器の御事で、いわゆる八坂瓊または八坂瓊之曲玉とも言うべきものは、もとは単に連珠に対する普通名詞として、一般民衆までも往々これを服飾に用いたものであった。
— 喜田貞吉 『八坂瓊之曲玉考』 青空文庫
最古の皇室の御成立の御次第を申しますならば、天孫|瓊瓊杵尊が日向の高千穂峯にお降りになりますと、国津神の事勝国勝長狭という者が、土地を献上して服従し奉った。
— 喜田貞吉 『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 青空文庫
天孫|瓊瓊杵尊が御降臨になった処は※触高千穂の峰であった。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫
由緒がきによれば、祭神は大国魂の神、天孫降臨に際し国土を瓊瓊杵尊に献つて出雲の杵築の大社に鎮座したまふたことは世人の知るところである。
— 中勘助 『府中のけやき』 青空文庫
作例 · 標準
古事記によれば、瓊瓊杵尊は天孫降臨の際に地上に降り立ったとされる。
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高千穂峰は、瓊瓊杵尊が降臨した地として神聖視されている。
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「ほほう、瓊瓊杵尊様のお話は、まるで神話の世界だなあ。」と、子供は目を輝かせた。
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