蝶番
ちょうつがい異読 ちょうばん
名詞多音語
標準
hinge
文例 · 用例
私の左の足は、踝の処で、釘の抜けた蝶番見たいになっていたのだ。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
と反って飛退り、下駄を脱ぎて、手に持ちはしたれども、腰の骨の蝶番がっくり弛みてただの一足も歩かれず、くしゃりと土下座して、へたへたになり、衣服をすっぽりと引被りて、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
重井筒一 井戸一ツ地境に挟まりて、わが仮小屋にてその半を、広岡にてその半ばを使いたりし、蓋は二ツに折るるよう、蝶番もて拵えたり。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
緑いろの革で四角に出来てゐて、縁と蝶番の処とは勿論、四隅に附いてゐる鱗形の装飾も、表の真中に附いてゐる名の頭字の A の字も、皆銀である。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
魂が見る間にトロトロと溶けた二人は、腰の蝶番が外れたらしい。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
平面の処や角々は翁自身の工夫でどうにか出来たが、蝶番いの処がわからないので習いに来たのであったという。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
それは玄関の戸の蝶番の音らしいものでした。
— THE YELLOW FACE 『黄色な顔』 青空文庫
一つの蝶番がとれ、それからもう一つのがとれ、ドアはガタンと倒れた。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
作例 · 標準
ドアの蝶番が錆びてきしむ音がうるさいので、油を差した。
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この古い箱の蝶番は、装飾が施されていて美しい。
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蝶番が壊れてしまい、扉がうまく閉まらなくなってしまった。
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標準
joint (esp. an anatomical joint)
作例 · 標準
肘の蝶番は、腕を曲げ伸ばしするのに不可欠な役割を果たしている。
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激しい運動で、膝の蝶番に負担がかかり、痛みを感じるようになった。
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骨格標本の蝶番の部分は、精巧に作られている。
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