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飲み代

のみしろ異読 のみだい
名詞
1
標準
drink money
文例 · 用例
そして案内人を雇うこと、明日の夜泊る丸沼の番人への土産でもあり自分の飲み代でもある酒を買って来て貰うことを昨夜更けてから宿の主人に頼んだのであったが、今朝未明に起きて湯に行くと既にその案内人が其処に浸っていた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
住職に対する同情か、或いはこれを枷にして今後の飲み代をいたぶるつもりか、彼は死骸の始末を自分に任せてくれと云って、佐藤の屋敷から中間の鉄造を呼んで来た。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
「あまりに花がいたいけないので街で百姓から買って来たまでなんです」その時自分の飲み代まで角井が払いをすましている様子なのを見て、彼はきまり悪くなったのか、慌しく田中の方へ廻って来て袖を引張りつつせき込みながら、「田中君、田中君、実は君に折り入っての話があるんだよ」 と哀願するように呻いた。
金史良 天馬 青空文庫
昔、彼女と同棲していた頃、私は彼女からやかましく飲み代を制限されるのに困り、また妻子のもとに送る金のことでも煩く言われるのに閉口し、金を方々にかくしたことがある。
田中英光 野狐 青空文庫
こんな奴を相手にするより、小判の一枚も包んだ方が、とくだとは思ったが、尾羽打ち枯らして、たつきに困ればとて、大刀をひねくりまわし、武力に愬えて、弱い者から飲み代を、稼ごうと言う了簡を考えると、人間の風上に置けない気がした。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
――これは無関心な常識であって、峠の茶屋のおばさんが最も強硬に反対し、また、内山が時には飲み代にも窮してることがあるのを見ても、真相に遠いものだった。
豊島与志雄 庶民生活 青空文庫
もっとも、飲み代なんてものはどこからか出て来るものさ。
――寓話―― 囚われ人 青空文庫
なお底をわって云えば、父親が息子を指導するのは普通のことであるが、酒飲みで仕様のない父親を息子が労わり、自分の労苦で父親の飲み代を補助し、ああいう思想で逆に父親を指導するということは、愉快ではないかと云うのだった。
豊島与志雄 在学理由 青空文庫
作例 · 標準
今夜の飲み会は私が払うよ。みんなの飲み代は気にしないで。
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毎月、学生たちは集まって飲み代をどうするか話し合う。
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「今回の飲み代、いくらだったっけ?」と彼は財布を探りながら尋ねた。
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