経験的概念
けいけんてきがいねん
名詞
標準
empirical concepts
文例 · 用例
第一批判の「空間概念の形而上学的吟味」によれば空間は経験的概念でもなく又「物一般の関係に就いての比量的な所謂一般概念」でもない。
— 戸坂潤 『物理的空間の成立まで』 青空文庫
経験的直観の結び付き得るものは経験的概念にすぎない。
— 戸坂潤 『物理的空間の成立まで』 青空文庫
「私は約束の自然の形而上学に至る前に先ず、その単なる応用ではあるが併し経験的概念を予想する処のもの、即ち物体論の形而上学的原理、並びに之に付録して精神論のそれ*、を片付けて了わねばならなかった。
— 戸坂潤 『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』 青空文庫
何となれば一般形而上学の原則――「経験の比論」はそれに属する――を物体的自然に応用することに於て、経験的ではないが併し経験的概念がその根柢に横たわっていなければならぬ筈の、純粋の物体的自然論が成り立つ筈であったからである。
— 戸坂潤 『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』 青空文庫
之に反してカントは自然現象に於てまず物質という一定の経験的概念を許した上で、それの成立をして可能ならしめる条件を求めることと、かくして得られた規定を一般の経験的事実に適用することとを峻別した。
— 戸坂潤 『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』 青空文庫
作例 · 標準
経験的概念は、具体的な観察や実験から形成される。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
哲学において、純粋な理性による概念と経験的概念は区別される。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供は、日常生活の中で様々な経験的概念を身につけていく。
幻辭AI · gemini-2.5-flash