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徽章

きしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
就中夏の雪は、高山の資格を標示する徽章である。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
ガロンはロシア人共産党員とともに上海に入ると、直に大馬路の一隅で露支共産会合が開かれ、赤衛軍の決死隊が組織され、党員徽章が配付されると労農領事館には青天白日旗とソビエット・ロシアの聯邦旗が交錯して掲げられた。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
……ですが事実にも何にも――手前も隣郡のお附合、……これで徽章などを附けて立会いました。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
桜に中の字の徽章の着いた学校の生徒が三人|連で、向うから行き違って、一件を見ると声を揃えて、(やあ、西岡先生。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
」といつた時ふつくりした鼻のさきがふら/\して、手で、胸にかけた赤十字の徽章をはぢいたあとで、「分つたかね。
泉鏡花 化鳥 青空文庫
胸に傷痍軍人の徽章をつけている。
太宰治 青空文庫
鼻下に薄髭を生やし、私より少し年上のように見えたが、でも、緑線を附けた医専の角帽はまだ新しく、帽子の徽章もまぶしいくらいにきらきら光って、たしかに今秋の新入生に違いなかった。
太宰治 惜別 青空文庫
十九年の九戸乱にも兵を出し、文禄二年四月上洛して秀吉に謁し、又近衛家に謁え、牡丹花の徽章を用ふるを許さる。
太宰治 津軽 青空文庫