桀紂
けっちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
桀紂と云えば古来から悪人として通り者だが、二十世紀はこの桀紂で充満しているんだぜ、しかも文明の皮を厚く被ってるから小憎らしい」「皮ばかりで中味のない方がいいくらいなものかな。
— 夏目漱石 『二百十日』 青空文庫
馬鹿に金を持たせると大概桀紂になりたがるんだろう。
— 夏目漱石 『二百十日』 青空文庫
桀紂を滅して湯武の時に人民安しといえども、湯武の後一、二世を経過すれば、人民は国祖の余徳を蒙らず。
— 福沢諭吉 『政事と教育と分離すべし』 青空文庫
一二 ディオニシウス、懸柱の法 昔シラキュース王ディオニシウス(Dionysius)は、桀紂にも比すべき暴君であったが、彼は盛んに峻法を設けて人民を苦しめた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
一二 ディオニシウス、懸柱の法 昔シラキュース王ディオニシウス(Dionysius)は、桀紂にも比すべき暴君であったが、彼は盛んに峻法を設けて人民を苦しめた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
瞶々者察せず、みだりに惡聲を放ち、耳食の徒隨つて之に和し、終に千古の偉人をして、枉げて桀紂と伍せしむ。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
また曰く、「十年亦死、百年亦死、仁聖亦死、凶愚亦死、生則尭舜、死則腐骨、生則桀紂、死則腐骨、腐骨一矣、孰知其異。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
生すればすなわち尭舜、死すればすなわち腐骨、生すればすなわち桀紂、死すればすなわち腐骨。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫