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病家

びょうか
名詞
1
標準
patient's house
文例 · 用例
十二時ごろ病家から帰ってきた母の寝息は少しもそのために乱れなかった。
有島武郎 星座 青空文庫
……ではこれから出かけてきますからね、渡瀬さんがいらしったらよろしく」 こういい残して母はかいがいしく、雪のちらちら降る中を病家へと出かけていった。
有島武郎 星座 青空文庫
幕末の比、某と云う医師があって夜遅く病家へ往って帰っていた。
田中貢太郎 首のない騎馬武者 青空文庫
そういう時代、そういう場所ではあるが、溝口医師は相当の病家を持って相当の門戸を張っていた。
岡本綺堂 有喜世新聞の話 青空文庫
家主の溝口医師が病家から帰ったのか、それともせがれが車に乗って帰ったのかと、お銀は再び起ちあがって、今度は出窓から表をのぞこうとした時、表では何か口早に話すような人声がきこえた。
岡本綺堂 有喜世新聞の話 青空文庫
蒼沼が溢れたんですって、田圃の用水は、皆そこから来るんだって申します…… その近処の病家へ行きました時に、其家の作男が、沼を通りがかりに見て来たって、話したもんですから、夫が貴下、好事にその男を連れて帰りがけに、廻道をして、内の車夫に手伝わして、拾って来たんですわ。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
先代の信用に当若先生の評判、午後からは病院に通勤する朝の内だけは、内科と外科としかるべき助手を両名使って、なお詰めかける患者を引受け切れず、外神田に地を選んで、住所の町名をそのまま、明石病院というのを私立で当時建築中、ここで山の手の病家を喰留めようという勢。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
芸妓や娼妓でも囲いあがりゃ、いざこざはちっともねえが、汝が病家さきの嬢さんの落目をひろッて、掻きあげにしやあがったは、何のこたあねえ、歌を教えて手を握る、根岸の鴨川同断だ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
作例 · 標準
病家を見舞うために、彼女は遠い道を歩いた。
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医者は病家を訪れ、患者の容態を診察した。
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病家では、家族が患者の看病に当たっていた。
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