声を潜める
こえをひそめる
表現動詞-一段
標準
to lower one's voice
文例 · 用例
」 姉は大きな声で笑ひかけたが、急に声を潜めると赤い顔をしてまた三重子の寝顔を窺つた。
— 横光利一 『悲しめる顔』 青空文庫
家内の者は何かしら気忙しそうに、物言いも声を潜めるようになり相手をしてくれることもなくなった。
— 水上滝太郎 『山の手の子』 青空文庫
そして声を潜めるようにして、 実は僕も中学の入学試験に落第したことがあるんだ。
— 中谷宇吉郎 『先生を囲る話』 青空文庫
」「じつはね、親分、」と甚八は声を潜める。
— 怪談抜地獄 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
うしろぐらいことがなかったら、何も恐いことなんかありゃしないじゃないか」 山木は今にも泣き出しそうな顔になって、声を潜めると、「恐いことがあるんだ。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
作例 · 標準
「このことはまだ部長には内緒だよ」と、同僚は声を潜めてささやいた。
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真夜中のキッチンで、子供たちが親に隠れて声を潜めながらお菓子を食べている。
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探偵は怪しい男たちの会話を録音するため、壁越しに声を潜めて待機した。
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