粒選り
つぶより
名詞名詞-の形容詞
標準
the pick
文例 · 用例
蓄音機と云へば、宿へ着いた時につい隣りの見晴らしの縁側に旅行用蓄音機を据ゑて、色々な一粒選りの洋樂のレコードをかけてゐる家族連の客があつた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
一粒選りの宝石の個性を並べてもらいたいというのが吾々のようなものの勝手な希望である。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
御供は神崎式部はじめ、家中粒選りの武士三十人。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
この間内から大倉男爵や横山大観さんなどの歓送迎会などの席上で、京都でも一粒選りの美人を随分見る機会がありましたが、目が美しいとか生え際がいいとか、口許が可愛いとか、兎に角部分的に綺麗な人はかなり沢山ありました。
— 上村松園 『好きな髷のことなど』 青空文庫
こういう粒選りの百姓ばかりですぜ!
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
名義だけの妻が草履の音を立てゝ、入口まで運んで來る一粒選りの米の飯と、鰹節にしたぢ、夕食も晝飯の通りであつた。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
名義だけの妻が毎日三度/\運んで來る一粒選りの米の飯も、此頃は飯櫃を餘り輕くしないで戻すことが多かつた。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
東方四つの大字の議員等は、頻りに隱居へ出入りし始めて、一粒選りの上米の飯を大きな飯櫃に五人前取り寄せることもあつた。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
作例 · 標準
今回のコンクールには、全国から粒選りの選手たちが集まった。
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このワインは、厳選された粒選りのブドウだけを使って作られている。
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彼は社の期待を背負った、まさに粒選りのプロジェクトリーダーだ。
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