裏千家
うらせんけ
名詞
標準
Urasenke school of tea ceremony
文例 · 用例
「茶にも裏千家というものがあるんだ。
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
茶道の千家は利休以来裏表があるが、この裏千家も私方へ出入をした。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
この人は松山城下で錦雲舎という菓子屋の主人であったが、茶事も裏千家の高弟で、また俳句は大阪の芹舎の門人であったので、廃藩後は京都へ住居して水力応用の紡績機械を販売する、傍ら茶と俳諧の宗匠をも兼ねる事になった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
玄斎は神蔭流のほかに、裏千家流や梅若流などにも多少の素養を有し、どういうわけだか小さい時から身ナリということに妙にこだわるタチで、そのためか、諸国の織物については変にこまかい知識があった。
— 坂口安吾 『影のない犯人』 青空文庫
お三輪は半蔵が郷里に残して置いて来たお粂を思い出させる年ごろで、以前の本所相生町の小娘時代に比べると、今は裏千家として名高い茶の師匠|松雨庵の内弟子に住み込んでいるという変わり方だ。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
以後数日、丹波の山間より神戸地方を遍歴、ふたたび京都に帰り、東映にて撮影中の「宮本武蔵」の進行ぶりを見、その朝、裏千家にて朝|粥の馳走を受け、同日帰京。
— 吉川英治 『年譜』 青空文庫
作例 · 標準
例句