御肉
おにく異読 オニク
名詞
標準
northern groundcone (Boschniakia rossica)
文例 · 用例
肉蓉の二字を略して御肉と尊称した(『本草図譜』一、坂本浩然の『菌譜』二等に図あり)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
真の肉※蓉は御肉と同じく列当科に属すれど別物で、学名をフェリベア・サルサと呼び、西シベリア、蒙古、ズンガリアの産、鎖陽は蛇菰科のシノモリウム・コクネシウムで蒙古沙漠に生ず(ブレットシュナイデル『支那植物学編』三)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
続紀宣命などを見ても、みまは聖躬の義で、宮廷第一人なる御方の御身――即、威霊の寓るべき御肉身――の義であつた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
此みま或はおほ・みまなる御肉身とまななる威霊とは、常に放しては考へられないものであつた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
常に何かの燃焼がなければ、あり余って、持て余すような健康と智と豪気とを併せておられるような御肉体だ。
— 婆娑羅帖 『私本太平記』 青空文庫
深山榛の木の根方にうち倒れた、醜い空骸は、土に還ると共に、根方に寄生して、そこから穂のような花をさし出すおにくという植物になった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「でもお祖父様はご自分のためには、しまいまでお祈りをしませんでした」「お嬢様のおためには祈られました」「神よ、私をおにくしみください。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
其地は、畏るべきところとして、半固有名詞風におにくまともかみくまとも言うて居たのであらう。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
作例 · 標準
例句