不具者
ふぐしゃ
名詞
標準
disabled person
文例 · 用例
幻燈のまちの病気もなおらず、いつ不具者になるかわからぬ状態であったし、ひとはなぜ生きていなければいけないのか、そのわけが私には呑みこめなかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
こんな調子で無造作に不具者の宣告を与えられてしまった。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
負傷者は、死ぬまで不自由と苦痛を持ってまわらなければならない、不具者だ。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
小山の棍棒にかかって、不具者となり、くたばってしまった苦力は十人を下らないだろう。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
上等兵は、ここで自分までも上官の命令に従わなくって不具者にされるか、或は弾丸で負傷するか、殺されるか、――したならば、年がよってなお山伐りをして暮しを立てている親爺がどんなにがっかりするだろうか、そのことを思った。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
そして、三本脚の松ツァンと呼ばれる不具者になってしまった。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
家にはよろけた親爺さんか、不具者になった息子か、眼が悪い幼児をかゝえていた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
が、争われないのは、不具者の相格、肩つきばかりは、みじめらしくしょんぼりして、猪の熊入道もがっくり投首の抜衣紋で居たんだよ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
作例 · 標準
社会は、不具者を含むすべての人々のためのアクセシビリティを確保しなければならない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite