ディアレクティーク
ディアレクティーク
名詞
標準
dialectic
文例 · 用例
このディアレクティークの裏に空間に関する客観説――そう呼ぶとして――がその実証的な強みにも関らず、それに反対する主観説を常に説得出来ない匿れた理由が潜んでいる*。
— ――之は一つの習作である―― 『範疇としての空間に就いて』 青空文庫
* 空間の概念のこのディアレクティークは、私がすでに前半に於て指摘した客観の概念の持つアンティノミーと深く関係している。
— ――之は一つの習作である―― 『範疇としての空間に就いて』 青空文庫
私は空間概念の向のディアレクティークを再び思い起こす。
— ――之は一つの習作である―― 『範疇としての空間に就いて』 青空文庫
そう定義するとすれば向のディアレクティークのジュンテーゼとしての空間も亦「直観」であることとなる。
— ――之は一つの習作である―― 『範疇としての空間に就いて』 青空文庫
その後の世界の政治的文化的発展は、この啓蒙期的機械論を如何にして脱却するかの工夫だったとも云うことが出来るが、それがディアレクティーク(実は唯物論)にまで行かなければ脱却出来ないことは、歴史的にも論理的にも、今日では証明済みの事柄だろう。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
つまり西田哲学の無の論理によると、我と汝という個人(個)同志が不連続というディアレクティークによって人倫関係を造っていると考えられるのであるが、処がこの我も汝もいきなり何等の媒介者なしに無の場所から浮き出て来ているもので、無以外に我と汝とを媒介するものは見当らないのだ。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
蓋し現実そのものがディアレクティークの運動をなすから、その或る意味に於けるコピーたる科学的叙述はそうなくてはならぬ。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
正にこの過程に科学の方法の生命があるのだがそれを云い表わす言葉がディアレクティークというのである。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
作例 · 標準
ヘーゲルのディアレクティークは、哲学史に大きな影響を与えた。
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彼の思想は、対立する概念のディアレクティークによって発展していった。
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ソクラテスは対話を通じて、ディアレクティーク的な思考を実践した。
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