空撃
くうげき
名詞
標準
文例 · 用例
尤も高等中学に居る時分に演習に往つてモーゼル銃の空撃ちをやつたことがあるが、そのほかには室内射的といふことさへ一度もやつたことがない、人が鉄砲を持つて居るのを見てさへ、何だか剣呑で不愉快な感じがする位であるから、楽しみに銃猟に出かけるなどといふことはいくらすすめられても思ひつかぬことであつた。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
しかも、こうした空撃は幾たびも繰返えされる可能性がある。
— 桐生悠々 『関東防空大演習を嗤う』 青空文庫
要するに、航空戦は、ヨーロッパ戦争に於て、ツェペリンのロンドン空撃が示した如く、空撃したものの勝であり空撃されたものの敗である。
— 桐生悠々 『関東防空大演習を嗤う』 青空文庫
だから、この空撃に先だって、これを撃退すること、これが防空戦の第一義でなくてはならない。
— 桐生悠々 『関東防空大演習を嗤う』 青空文庫
男はいまの空撃でよほどまいったのであろう、とがった口から血をぽたりぽたりとたらしつつ真白な息をはき、胸が波のようにふくれたりちぢんだりしている。
— 西尾正 『放浪作家の冒険』 青空文庫