施
せ
名詞
標準
文例 · 用例
「いき」は安価なる現実の提立を無視し、実生活に大胆なる括弧を施し、超然として中和の空気を吸いながら、無目的なまた無関心な自律的遊戯をしている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
江戸時代には京阪の女は濃艶な厚化粧を施したが、江戸ではそれを野暮と卑しんだ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
「いき」の質料因と形相因とが、化粧を施すという媚態の言表と、その化粧を暗示に止めるという理想性の措定とに表われている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
梅津玉枝の御二方は、西施の顰をみそかに開かせ給ひぬらん。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
――何事にまれ最初プランがあつて次にその実施がある。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
プランは精神的作業で、実施は肉体的作業である。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
このことは時代としてみても(比較的の話だが)プランの時代と実施の時代がある。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
今は何れかと云へば実施の時代である。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
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施(し)は、漢姓の一つ。
出典: 施 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0