長古
ちょうこ
名詞
標準
文例 · 用例
集に「上巳渉大猪水作、懐伊勢藤子文」の長古がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
事は次年に作つた長古「芳桜歌」と其小引とに載せてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
何となく、なつかし、余等を迎ふる長古一篇を贈らる。
— 大町桂月 『十和田湖』 青空文庫
銃をもった貝谷は、隊長古谷局長の腕をとらえ、「局長、あれをごらんなさい。
— 海野十三 『幽霊船の秘密』 青空文庫
) 私達は内蒙古方面へ行くことの安否に就て、奉天の駅長古山勝夫さんに意見を求めたが、駅長さんは「各地の邦人の婦女子は大抵四平街まで引上げたやうですが、沿線より離れて奥へお入りにならなければ危険は無いと信じます」と云はれた。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
ハセツカベは駆使部の義で、普通に「杖部」または「丈部」と書き、慶長古版の日本紀には、その部すなわち丈部であることを示すと同時に、それが間人であることを語るものとして解すべきものであろう。
— 喜田貞吉 『間人考』 青空文庫
カニ怪人が岩谷美術館の館長古山博士のうちから、貴重な美術品、推古仏をぬすみさったことは、前に書きましたが、こんどは、岩谷美術館そのものが、おそわれることになったのです。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫