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節用集

せつようしゅう
名詞
1
標準
Setsuyōshū (Muromachi-era Japanese dictionary)
文例 · 用例
節用集を食ふ8・24(夕) 先日七十三の老齢まで女遊びをしたといふ西依成斎の事を書いたが、成斎の生れた家は、熊本在の水呑百姓で、両親は朝|夙くから肥桶を担いで野良へ仕事に出たものだ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
成斎は泣く泣く家を出たが、それでも出がけに節用集一巻を懐中に捻ぢ込む事だけは忘れなかつた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
節用集といつただけでは今時の若い人には解らないかも知れない。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
ある大学生が国史科の教授に「先生、赤穂義士の仇討といふのは一体京都であつた事なんですか、それとも東京なんですか」と訊いた事があつたといふ程だから、節用集といふのは今の小百科全書の事だと言ひ添へて置きたい。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
成斎はその節用集を抱へ込んで、狗児のやうに鎮守の社殿の下に潜り込んだ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
そして節用集を読み覚えると、その覚えた個所だけは紙を引拗つて食べた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
書物を読み覚える頃には、腹もかなり空いてゐるので、節用集はその儘飯の代りにもなつた訳だ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
で、十日も経たぬ間に、とうと大部な節用集一冊を食べてしまつたといふ事だ。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
節用集」をめくると、室町時代の日本人がどのような語彙を使っていたかがよくわかる。
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当時の庶民にとって、節用集は日常生活に欠かせない実用的な知識の宝庫だった。
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古本屋で手に入れた節用集の写本には、当時の持ち主による書き込みが残っていた。
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節用集(せつようしゅう) — 幻辞.com