禀星
禀星
名詞
標準
文例 · 用例
忽然うまれ出た天禀星 首を狙われているとも知らず、一世の鴻儒西川正休、じっと夜空を見上げている。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
学術的に云えば天禀星、すなわち聖者山林を出て、穢土俗界に下った時、現われるものと云いつたえられた、千百年間に二度とは出ない、珍らしい星にございます!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
既に天禀星あらわれた以上は、殿の今回の企て到底成就しませんからな」「うむ」と云ったがジリジリと進んだ。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
とにわかに声を落とし、「これ求林斎、ちょっと聞きたい、その天禀星の主の在家、どうだそちに解るかな?
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
もちろん、天禀星の主といえども」「そうか、解るというのだな」「目付けないでは置きませぬ」「よし」と云うと刀を納めた。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
」と正休訊き返したが、「ははあ、それではご前には……」「大望の邪魔する天禀星の主、目付かり次第叩っ切るのさ、求林斎それまではそちの体、屋敷内から遁がさぬぞよ!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
のみならずここにおられるは、真理の把持者、天禀星の主!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫