考古学的
こうこがくてき
形容動詞
標準
archeological
文例 · 用例
その他この書の研究者は概ね古代の習慣、思想等の考古学的研究に心を奪われて、この書の神髄を捉え得ないのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
ある日、二人の八重山青年に案内されて、平川の有病地に行き、いわゆる大和墓に詣でて、平民の霊を弔うたが、歴史的懐古の念はようやく考古学的好奇心に変じて、私はいつしか白骨や遺物をいじり始めた。
— 伊波普猷 『土塊石片録』 青空文庫
大理石の膚の各国女奴隷・その売買所と仲買人の椰子の鞭・宗教裁判と火刑広場の野次馬・海賊|来の銅鑼と吊橋の轆轤を捲く大男の筋肉――そして今は、不潔と無智と猥雑と、海犬の群と考古学的価値のほか何一つ近代文明への関点を有たないりすぼあ!
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
人によっては、よく東洋の哲学を研究しないで、東洋の哲学は単に考古学的、文献学的の価値よりほかにないとしてかえりみないようであるが、それはよく東洋哲学を研究せざるの罪に帰する。
— 結論――自分の立場 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
「少くとも地理的にみても、考古学的にみても、それから人類学的にみても、即ちアントロポロジー的にみても、生物学的にみても……」 こうしきりに並べたてる時、角井ははたと学者的な良心に突き当ったので、「それは君、アントロポロジーじゃなくてアントロポロギーだよ」と訂正した。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
南洋の家屋に日本の神社の氷木や鰹木と同一の物を附し、水害を避ける為めに床下を高くしたのなどを初め、祭具、武噐、食噐等に我国の上古と吻合する所の少くないのを観て僕の考古学的嗜好は頻に刺戟せられた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
之は仏蘭西唯一の考古学的遺物の多い博物館として名高いものだ相だが、其れを観るのは再遊の時に譲つて僕等は街の中を何と云ふ当も無く縦横に歩いて廻つた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
それは一例だが、大きくいえばローマ全体が一つの大きな博物館のようなもので、どこへ行っても、年代史的に、考古学的に、文化史的に、美術史的に、理解と鑑賞を必要とするものが、複雑多様に包蔵されてある。
— 野上豊一郎 『パラティーノ』 青空文庫
作例 · 標準
その洞窟からは、貴重な考古学的資料が多数発見された。
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この地域の考古学的調査は、まだ始まったばかりだ。
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彼女は考古学的な観点から、古代の儀式について考察した。
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