忿
忿
名詞
標準
文例 · 用例
「汝らもし我らいかに彼を攻めんかと言い、また事の根われにありと言わば剣を懼れよ、忿怒は剣の罰を来らす、かく汝ら遂に審判のあるを知らん」とはすなわちその語である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
かく言いて後、ヨブ再びその面を三友に向けて儼然として言う汝ら「もし我らいかに彼を攻めんか」と言い、また「事の根源我に在り」と言わば、剣を懼れよ、忿怒は剣の罰を来らす、かくて汝ら遂に審判のあるを知らん。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
自分の少年の頃の無智に対する腹立たしさでもあり、また支那の現状に対する大きい忿懣でもある。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
この惨めな現状に対する忿懣から、自分は魂を毛唐に一時ゆだねて進んで洋学に志したのだ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
」私は、誰にとも無き忿懣で、口を曲げてののしつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
ひと一人を殺したあとらしくもなく、彼等の態度があまりにのんきすぎると忿懣を感じてゐたらしい諸君は、ここにいたつてはじめて快哉を叫ぶだらう。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
この家の人、全部に忿懣を感じた。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
gn をロシア流に hn にする一方で、「忿怒」から「心」を取り去って、呉音で読めば hnn である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
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忿(ふん) は、仏教が教える煩悩のひとつ。 瞋に付随して起こる。
出典: 忿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0