夫婦気取り
ふうふきどり異読 めおときどり
名詞
標準
behaving like a married couple
文例 · 用例
もうこうなれば澄ましたもので、お俊と私はすっかり夫婦気取りで暮していたのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
二人は夫婦気取りで、同じ部屋に泊ったが、それは便宜のためであって、二人の身体の関係は、長く純潔に保たれていた。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
庸三は苺にあやされて、子供が母を待つように大人しく寝ていたが、不用意な葉子の雑誌や書物や原稿の散らかったあたりに、ある時ふと一色の手紙を発見したことがあって、いつでも忙しなく葉子から呼出しをかけていることが解っているので、夫婦気取りの二人のなかは大抵想像できるのであった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
極言すれば、夫婦気取りでいるとも云いたいのである。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
で、それっきりこの半年ばかり、どの姉達にも御無沙汰してしまって、三石と夫婦気取りで、その日その日をおくっていたのだ。
— 林芙美子 『泣虫小僧』 青空文庫
夫婦気取りというのではなく、自然にすらすらと出てくるのである。
— 豊島与志雄 『憑きもの』 青空文庫
」「あたし達があんまり仲がよすぎるって、そして……夫婦気取りでいるって……。
— 豊島与志雄 『古井戸』 青空文庫
旅だから遠慮は入らぬ純然たる夫婦気取り。
— 正宗白鳥 『空想としての新婚旅行』 青空文庫
作例 · 標準
彼らはまだ結婚していないが、まるで夫婦気取りで振る舞っている。
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新人の二人は、社内でいつも夫婦気取りで行動しているため、周りからひやかされている。
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「あら、また夫婦気取りで仲良くランチしてるわね!」と先輩が笑いながら言った。
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