幻辞.com

サガリ

サガリ異読 さがり
名詞
1
標準
hanging tender
文例 · 用例
此店だつてね隨分やつて行けるんですが、身持が修らねえで――尤も此頃はお上で八釜敷から打つこたあ止めたやうですが、前々からサガリもそつちこつちあつて居憎いも居憎いんでせうしね、それにおんなじものなら口の利ける者の方がいゝに極つてますからね。
長塚節 おふさ 青空文庫
政子などという男爵令嬢はもうどうでもいいが、この小娘すら自分の手のとどかぬ存在となったのかと考えると、自分の人生は八方フサガリの感きわまるものがある。
その十九 乞食男爵 明治開化 安吾捕物 青空文庫
今ではわずかに上方地方で、年取った人々がシュク・ショーモン・エタなどと、往時のサガリ者の名を連ね呼ぶ語が遺っているくらいのことで、若い者に聞いてみても、ほとんどその存在をすら知らぬものが多い。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
彼らはもちろん妻子を蓄え、地方政治の頽廃とともにその数も次第に増加したものであろうから、単に歴門の托鉢のみでは生活することができず、はては雑職・雑芸を兼業として、やっと衣食の途を求め、ためにサガリ者として賤しめられるに至ったのであろう。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
しからば半田町の辺りもまたもとからのサガリ居所で、そしてその南半田町にかつて奈良の牢獄の設けられていたというのも、かれこれ相因縁するところがあるらしい(牢獄は後に北魚屋町に移った)。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
しかも後には唱門の名はまったく失われて、わずかにサガリの徒を呼んでエタ・シュク・ショウモンの語があるにすぎぬこととなってしまった。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
しかしながら当時の唱門の子孫が、必ずしもことごとく後のいわゆるサガリの徒でないのと同じように、後のいわゆるサガリの徒は、また新たに他の社会の落伍者を少からず収容したもので、必ずしもことごとく当時の唱門の子孫でないことは言うまでもない。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
(『民族と歴史』第四巻第二号〈俗法師考の五〉=一九二〇年八月)散所法師考1 緒言 古くサンジョと呼ばれた一種のサガリ部族のあったことは、今さらこと新しく言うまでもないところで、すでに本居内遠翁の『賤者考』や、『近江輿地誌略』などにもその説の出ていることは、多数の読者諸君のつとにご承知のことと思う。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
作例 · 標準
焼肉店で「サガリ」を注文したら、とても柔らかくて美味しかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
牛の「サガリ」は、ヘルシーで人気の部位だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
サガリ」とハラミは似ているが、食感に違いがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash