梯子段
はしごだん
名詞
標準
step
文例 · 用例
それと隣って、一段高く梯子段を上ったところに、浅間神社を勧請した離屋が、一屋建ててあり、紀伊殿御祈願所の木札や、文化年間にあげたという、太々神楽の額や、天保四年と記した中山道深谷宿、近江屋某の青銭をちりばめた奉納額などがあった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
「鶴の野郎何を言ってやがるんだろう」 と、そっと梯子段の処で窺う。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
暗い梯子段を上がる時、フリイデリイケはイレエネに囁いだ。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
まあ、兎に角梯子段の下までは一しょに行きましょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
そして器械的に種々な駅の名を読んで、自分がたつた今|転ばうとした梯子段を、可笑しがつて見てゐる人のやうな顔をしてゐた。
— DIE FLUCHT 『駆落』 青空文庫
遠く、二階から、梯子段をおりて来る靴の音がした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
室へ帰る時、二階へ通う梯子段の下の土間を通ったら、鳥屋の中で鶏がカサコソとまだ寝付かれぬらしく、ククーと淋しげに鳴いていた。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
二階から降りて行って梯子段の上り口から小声で佐吉さんを呼び、「あんな出鱈目を言ってはいけないよ。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
作例 · 標準
その古い階段は、急な梯子段が続いていた。
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彼は梯子段を慎重に一段ずつ上っていった。
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子供たちが梯子段を軽快に駆け上がっていった。
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