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逃げ得

にげとく
名詞
1
標準
profiting by escaping (from punishment, payment, etc.)
文例 · 用例
逃げむと欲するも逃げ得ぬ者は勇ましく此悲痛なる運命を負ふのみである。
阿部次郎 三太郎の日記 第二 青空文庫
」 と罵り、「返せ」 と呼ばわり、「――逃げんとしても、逃げ得る道もあるまいに、左馬介光春は、死に場所を知らないのか」 と、乗れる駿足にまかせて、その追撃は物凄いばかり急だった。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
けれど、人間いつでも逃げ得られる境遇からは、逃げようとする衝動も起こらないし、また、どうして釘勘が自分をこうして置くのかという疑問も、お粂の心を一日のばしに此の家に引き留めて、ついつい、立去る気持も起こさせません。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
――この図式の中に陥った六波羅勢が、どこを破って、よく逃げ得られるか、それだけが、あとの命題でしかない。
世の辻の帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
「不祥事を起こした役員が退職金をもらって逃げ得なんて、納得がいかない」
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正直者が馬鹿を見て、ずる賢い奴が逃げ得をする世の中であってはならない。
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万引き犯が捕まらずに商品を手にすれば、それは彼らにとって逃げ得になってしまう。
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