逆手
さかて異読 ぎゃくて
名詞頻度ランク #21839 · 青空 261 例
標準
underhand grip (e.g. in gymnastics, etc.)
文例 · 用例
取り付きようもない娘の心にせめて親子の肉情を繋ぎ置き度い非情手段から、翁は呪いという逆手で娘の感情に自分を烙印したのだったが、必要以上に娘を傷けねばよいが。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その上で太刀逆手に振り上げる五郎蔵。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
大吉、太刀逆手にグサッと横腹を……(急速なるF・O) =(F・I)芝居小屋 花道をダダッと駈け出た仲蔵の定九郎。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
……よしッ……殺してやろう……」 といううちに私は、短剣を逆手に振り翳しながら、寝台の上に仰臥している未亡人の方へ、よろめきかかって行った。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
疑わずにお買い下さい、まだ確な証拠というたら、後脚の爪ですが、」 ト大様に視めて、出刃を逆手に、面倒臭い、一度に間に合わしょう、と狙って、ずるりと後脚を擡げる、藻掻いた形の、水掻の中に、空を掴んだ爪がある。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
一尺五寸、剣を逆手に握れる海賊の一人は、眼を怒らして余を目懸けて飛び込まんとす、もはや絶対絶命なり、余は思わず呀と叫んで船底に逃げ込まんとせしが、その途端!
— 押川春浪 『南極の怪事』 青空文庫
と刀引抜き逆手に取りぬ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」 と、三太夫はお丹へのつらあてに、眼鏡を懸けて刀を選出し、座を構え、諸肌脱ぎ、皺腹に唾をなすり、白刃を逆手に大音声、「腹を切る、止めまいぞ、邪魔する奴は冥土の道連、差違えるぞ、さよう心得ろ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
剣道では、相手の面を打つために逆手の構えを練習する。
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cross-handed grip (e.g. in golf, etc.)
作例 · 標準
ゴルフのパッティングでは、クロスハンドグリップ(逆手)が安定すると言われている。
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reverse grip (e.g. of a sword)
作例 · 標準
武道の試合で、相手の刀を逆手に取って無力化した。
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turning the tables (on an opponent)
作例 · 標準
戦略を練り直し、相手の優位を逆手にとって勝利した。
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reverse arm-lock (in judo)
作例 · 標準
柔道の試合で、相手の腕を逆手にはめて関節技を決めた。
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標準
foul trick
作例 · 標準
彼の巧妙な罠を、逆に利用して出し抜いてやった。
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