幻辞.com

血抜き

ちぬき
名詞動詞-サ変
1
標準
letting out blood prior to cooking
文例 · 用例
二階へ案内されて、十畳と八畳をぶちぬきの座敷へ通されて、さて先客の人々を見わたすと、そのなかの三人ほどを除いては、みな私の見識らない人たちばかりであった。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
カーライルの『英雄崇拝論』を繙いてみると、ある古代のヨーロッパ語ではポエット(詩人)とプロフェット(予言者)とは同義語であって二者を表わすべきヴァーテスという語は別にあるとのことでありますが、前に申上げたおもろねやがりもきやのうちぬきまるも詩人・予言者を兼ねたヴァーテスの類であったろうと思われます。
伊波普猷 ユタの歴史的研究 青空文庫
……何故、私は小鳥たちのやうにうたへないのか、蝶や蜂のやうにとべないのか、蟻のやうにうごけないのか、……私は今、自己革命に面してゐます、一関また一関、ぶちぬきぶちぬかなければならない時機に立つてゐます。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
十畳と八畳とをぶちぬきの広間には、伯父さん伯母さんの外、四五の客人きりでした。
――近代説話―― 旅だち 青空文庫
竪長の三十坪ほどもあろうという、ぶちぬきの一室だったが、縦に二等分し、一方には白ペンキを盛んに使った卓子や書棚や、書類函や、それから手術台のようなもの、硝子戸の入った薬品棚、標本棚、外科器械棚などが如何にも贅沢に並び、其他、人間が入れそうなタンクのような訳のわからぬ装置が二つも三つも置かれてあった。
海野十三 爬虫館事件 青空文庫
ピストルの弾丸は、背中をうちぬき、うしろの壁かざりをつきぬけ、壁にめりこんでいた。
海野十三 少年探偵長 青空文庫
新聞社の勝ちぬき戦で強豪をなぎ倒して、名人候補と声の高い強豪津雲と顔があった。
坂口安吾 桂馬の幻想 青空文庫
読経がすむと、かねて備えのお膳を大きな、ぶちぬきの部屋にずらりと並べ、本家、かまどの順を正して座につき、酒盛りがはじまる。
高村光太郎 山の秋 青空文庫
作例 · 標準
新鮮な魚は、美味しくするためにすぐに血抜きをする。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
肉の血抜きをしっかり行うことで、臭みがなくなる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ジビエ料理では、血抜きが味の決め手となる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash