樹体じゅたい名詞1標準文例 · 用例その啄木の戦法というのは樹体の洞にふかく隠れ、容易に外に出てこない虫の群を、樹皮の側面から嘴でたたいて怯えた虫の群がぞろぞろ表面に出てくるところを、思いのまま餌として胃へ呑み下してしまうという、いわゆる啄木なる鳥の智をそのまま理念にとって、乾坤も震う一大|殺戮戦を果たそうとするものだった。— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫