転合
てんごう
名詞形容動詞
標準
prank
文例 · 用例
お千鶴はおどろいて、おれの手を振りはらい、「――転合しなはんな」 と、言って、あわてて帰って行ったが、むやみに尻を振り立てたその後姿が一層醜く見え、もうそれはおれの変な気持をそそるのを通り越した、むくつけき感じだったから、以後、おれもそんな振舞いに出るようなことはなかった。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
起承転合や序破急は思想表現の基本的法則であり、器楽にも通ずる心得である。
— 信時潔 『歌詞とその曲』 青空文庫
(空を仰ぎながら)こりゃとても明るい月明り、お上人さま足元をお気を附け遊ばしませ』蓮如『幸子坊が何のてんごうを申すことやら、………然し此の世の中は辛いところだ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
「何の、てんごうを云うてなるものか、人妻に云い寄るからは、命を投げ出しての恋じゃ」と、いうかと思うと、藤十郎の顔も、さっと蒼白に変じてしまった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
お梶 藤様としたことが、また真面目な顔をしてなんぞ、てんごうでもいうのじゃろう。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
藤十郎 (さすがに必死な蒼白な面をしながら)なんの、てんごうをいうてなるものか。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
そのようなてんごうお言いなんすなら――」 くねりと身をくねらせて吉三郎の奥州が、やさしく主水之介を睨めながら、チクリと膝のあたりをつねりました。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
「これ」といったが旗二郎、「てんごうはよせ、とんでもない奴らだ!
— 国枝史郎 『怪しの館』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは楽しそうに、先生に転合を仕掛けていた。
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彼の発言は、真面目な会議の雰囲気を壊す転合のように感じられた。
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仲の良い友達同士で、ちょっとした転合をするのは日常の光景だ。
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