芸術派
げいじゅつは
名詞
標準
文例 · 用例
そもそも今日、この座談会を開いたのは、現文壇に於ける新興芸術派に関して、君達の感想を訊ねるべく招待したのであつて、そんなバァバリスティクな概念論を要求してゐるのではない。
— 牧野信一 『新興芸術派に就いての雑談』 青空文庫
」 W(起きあがつて)「新興芸術派といふのは、往時用ひられた新進作家といふほどの意味なのか。
— 牧野信一 『新興芸術派に就いての雑談』 青空文庫
――この目醒しい風景の転化だけでも、まことに夢のやうである、それに伴れて、人の生活も心的状態も目醒しい転化をしてゐるであらう、そこには当然真のネオ・アートが発生すべきである、曰、新興芸術派!
— 牧野信一 『新興芸術派に就いての雑談』 青空文庫
幸ひに小生の知友達は、悉く健やかなる至上芸術派として専念斯道に励みつゝあるブセハラスの矜持豊かなる騎手達です。
— 牧野信一 『附「歌へる日まで」』 青空文庫
それは、新興芸術派といふ旗が花々しく翻ってゐる頃であった。
— 牧野信一 『喧嘩咄』 青空文庫
何故なら、かうしたところから、人生派と芸術派の区別が起つて来てゐるから。
— 田山録弥 『月明夜々』 青空文庫
島崎氏はよく自己を題材にするけれども、しかもその態度は決して人生派でなくて、飽まで芸術派だといふことだ。
— 田山録弥 『月明夜々』 青空文庫
しかし、私は何方かと言へば芸術派であると共に人生派であることを望む。
— 田山録弥 『通俗小説』 青空文庫