よくまあ
よくまあ
副詞
標準
how (dare you)
文例 · 用例
)よくまあそんなに何もかも一度にお話しなさる事が出来ましたのね。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
その印刷所から逃げ出してからの私の生活たるや、お話にも何にもならぬていたらくのものでございまして、いま思い出しても、まるで地獄の走馬燈を呆然と眺めているような気持が致しまして、よくまあ発狂もせず餓え死もせず、こうして生き伸びて来たものだと我ながら驚歎の念を禁じ得ないものがございます。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
よくまあ、五把の藁などで、あんな力がでるもんだ。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
あーあよくまあ私は今まで生きてこのような橋さえ渡れる――。
— 岡本かの子 『橋』 青空文庫
私は、妻が三鷹の家の小さい庭をたがやして、いろんな野菜をつくっているという事を笑いながら言ったら、それが、いたくお二人の気に入ったらしく、よくまあ、のう、よくまあ、と何度も二人でこっくりこっくり首肯き合っていた。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
よくまあ、しかし、あんなに洒唖々々と落ちついて嘘をつけたものです。
— 太宰治 『嘘』 青空文庫
よくまあこんな、べんとう風呂敷をじいさんみたいにしょってきたものだ。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
あるに任して金子も出したではございましょうが、よくまあ、世間は広くッて八人の九人のと目鼻のある、手足のある、胴のある、髪の黒い、色の白い女があったものだと思いますのでございますよ。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
作例 · 標準
「よくまあ、そんな無茶なことができたものだ!」と、彼は呆れた。
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「よくまあ、ここまで来られたものだ」と、登山家は頂上を見上げた。
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「よくまあ、そんなことを平気で言えるな!」と、彼女は相手を非難した。
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