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用足し

ようたし異読 ようたつ
名詞動詞-サ変多音語
1
標準
running errands
文例 · 用例
常連で、この界隈に住んでいる暇のある連中は散髪のついでに寄って行くし、遠くからこの附近へ用足しのあるものは、その用の前後に寄る。
岡本かの子 青空文庫
母が末の子を背負って、用足しに外に出かけると、父はあとの二人の子の世話を見なければならぬ。
太宰治 桜桃 青空文庫
婆やは用足しに出掛けたばかりで取次ぎする者がないので自分に出て行かねばならないが、その声は聞き慣れた彼の女の声であるから体を動かさずに、(おあがりなさい、婆やがゐないんです、遠慮はいらないからおあがりなさい、) と云つて首をあげて待つてゐると女が静に入つて来た。
田中貢太郎 水郷異聞 青空文庫
菊江はもしあの人であったなら、己がこうして夜おそく一人で用足しに来ていることを知ったなら、きっと門口まで送ってくれるだろうとおもった。
田中貢太郎 女の怪異 青空文庫
」 かくて酒肴の用足しから帰って来た女房は、その手巾を片襷に、愛吉が背後へ廻って、互交に睦じく語らいながら、艶なる頸にきらきらと片割月のきらめく剃刀。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
」「大丈夫だとも――此堤の上のお関所に我ん張つてゐれば、犬ころだつて素通りはさせやしないから……」 すると、向ふ側の、片側通りになつてゐる街の雑貨屋で何か用足しをしてゐた細君の傍にゐるメイ子が、「ちよつと来て下さいな。
牧野信一 馬車の歌 青空文庫
格別作家生活の対象にはならない妻ではあつたけれど、半日でも用足しに出てゐると、何か物足りない感じがした。
徳田秋聲 水ぎわの家 青空文庫
女三 なに用足しに行ったのでしょう。
A morality 世評(一幕二場) 青空文庫
作例 · 標準
彼は午前に銀行で用足しを済ませてから、会社に向かった。
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おばあちゃんのために、近所のスーパーへ用足しに行ってあげた。
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「ちょっと用足しに行ってくるから、留守番頼むね」と母が言った。
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2
標準
(transaction of) business
作例 · 標準
海外出張で、重要な用足しを無事に終えることができた。
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彼は顧客との用足しのため、頻繁に地方へ出かける。
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今日の午後には、いくつか用足しがあるので早めに帰社したい。
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3
標準
doing one's business (i.e. at the toilet)
作例 · 標準
夜中に目が覚めて、用足しにトイレへ行った。
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「ちょっと用足しに行ってくるね」と彼は席を立った。
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小さな子供は、親に連れられて用足しを済ませた。
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4
標準
purveying
作例 · 標準
その商人は、地域住民の生活に必要な食料の用足しを行っていた。
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戦時中、政府は物資の用足しに苦慮した。
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彼は長年、特定の材料の用足しを専門とする業者として信頼されてきた。
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