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竜鳳

りゅうほう
名詞
1
標準
文例 · 用例
山の名になつてゐる竜潭と云ふ池も竜鳳寺と云ふ寺も訪ひ得なかつたのは遺憾であつた。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
朱の柱に彫られてある龍鳳もともに嘯くかとあやしまれ、やがて珠の簾のうちに、薫々たる神気がうごいて、「星主、お久しぶりでした。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
爾らもろもろの臣、朕を輔けて、政事に忠良なれ」 彼はすっかり帝王になりすましてから群臣に告げ、号を仲氏と立て、台省官府の制を布き、龍鳳の輦にのって南北の郊を祭り、馮氏のむすめを皇后とし、後宮の美姫数百人にはみな綺羅錦繍を粧わせ、嫡子をたてて東宮と僭称した。
草莽の巻 三国志 青空文庫
」 と、驚いて見あげると、日月の旗、龍鳳の幡、黄羅の傘を揺々と張らせ、左右には、金瓜、銀斧の近衛兵をしたがえた自称帝王の袁術が、黄金のよろいに身をかためて、傲然と見おろしていた。
草莽の巻 三国志 青空文庫
いつか司馬徽の山荘に一夜を送った時、司馬徽のいうには、いま伏龍鳳雛、二人のうちその一人を得れば、天下を定めるに足らんと。
孔明の巻 三国志 青空文庫
「――むかし司馬徽徐庶先生が、もし伏龍鳳雛ふたりのうち一人でも味方にすることができたら、天下の事も成ろうと予にいわれたことがある。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
孔明の下に、関羽、張飛、趙子龍の三傑があるところへ、今度は副軍師※統を加え、参謀府に龍鳳の双璧が並び、その人的陣容は、完くここに成ったという形です。
望蜀の巻 三国志 青空文庫
また、龍虎になぞらえた近衛兵二万五千、これを五手に分け、いずれも五色の旗を持って、龍鳳日月の旗を中心に控えた有様は、まばゆきばかりの美しさと、天下を睥睨する威容をつくって、見事なものであった。
図南の巻 三国志 青空文庫