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金糸雀

きんしじゃく
名詞
1
標準
canary (esp. the island canary, Serinus canaria)
文例 · 用例
薄暮の河岸のあかしや、二本の海岸のあかしや、その葉のゆめの金糸雀のごとくに散るころを、またしてもくちずさむ、下品なる港街の小唄。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
で、旅宿の一|室で出来るだけ小さくなつて、溜息ばかり吐いてゐると、次の日曜日の朝、夫人は金糸雀のやうな声ではしやぎ出した。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
」 妓は金糸雀のやうに口を窄めて笑つた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
」「まあ……」と言つて娘は金糸雀のやうに声を立てて笑つた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
すると何処からか金糸雀のやうな声が突つ走つた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
礼儀正しい公爵夫人は、金糸雀のやうな口もとをして、二言三言記者の問ひに答へてゐた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
無論金糸雀同志の事だ、精々|撒き餌の粟粒か卵の事でも話し合つてゐるらしかつた。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
」 婦人記者は金糸雀のやうに一寸|嬌態をした。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫