割栗
わりぐり
名詞
標準
crushed stone
文例 · 用例
凍る深夜の白い息吐きが――そしてたちまちはげしい自棄の嘆きが荒く飛んで聴衆はほとんど腸を露出するまでに彼女の唄の句切りに切りさいなまれると、其処に抉出される人々の心のうずきはうら寂びた巴里の裏街の割栗石の上へ引き廻され、恥かしめられ、おもちゃにされる。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
「おかあさん、とうとう巴里へ来ましたね」 割栗石の路面の上を、アイスクリーム売りの車ががらがらと通って行った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
凍る深夜の白い息吐きが――そしてたちまちはげしい自棄の嘆きが荒く飛んで聴衆はほとんど腸を露出するまでに彼女の唄の句切りに切りさいなまれると、其処に抉出される人々の心のうづきはうら寂びた巴里の裏街の割栗石の上へ引き廻され、恥かしめられ、おもちやにされる。
— 岡本かの子 『ダミア』 青空文庫
たゞ早く町の割栗石の鋪道に固いイギリス製の靴の踵を踏み立てゝ西へ東へ歩き廻りたい願いだけがつき上げて来た。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
割栗石の鋪石へ一歩靴を踏み出す。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
どこの露地からも、ちょろ/\流れ出る汚水が道の割栗石の窪みを伝って勝手に溝を作って居る。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
割栗石の人道には、墓場の塀に沿つて、竜の髭に似た草が繁つてゐた。
— 林芙美子 『瑪瑙盤』 青空文庫
古い割栗の石道を自動車が飛ぶやうに走つて、街を歩いてゐる満洲兵の行列なんかを区切らうものなら、私はヒヤヒヤして首を縮めたものです。
— 林芙美子 『シベリヤの三等列車』 青空文庫
作例 · 標準
道路の基礎工事には、しっかりと地盤を固めるために割栗が敷かれる。
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庭の通路に、歩きやすいように割栗を敷き詰めた。
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割栗は水はけも良く、庭造りの資材としてよく使われる。
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