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土用波

どようなみ
名詞
1
標準
high waves which rise during the dog days of summer
文例 · 用例
海抜二百メートルくらいの山脈をへだてて三里もさきの海浜を轟かす土用波の音が山を越えて響いてくるのである。
寺田寅彦 夕凪と夕風 青空文庫
塩釜から小さな汽船に乗って美しい女学生の一行と乗合せたが、土用波にひどく揺られてへとへとに酔ってしまって、仙台で買って来たチョコレートをすっかり吐いてしまった。
寺田寅彦 青空文庫
私たち三人は土用波があぶないということも何も忘れてしまって波越しの遊びを続けさまにやっていました。
有島武郎 溺れかけた兄妹 青空文庫
怖しい土用波は、一瞬にして燕と最愛の友とをあはせて、海底に拉し去つた。
牧野信一 月下のマラソン 青空文庫
一方に高い土用波の立つ頃は、こゝには海の凪の頃である。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
嵐、熱風、荒くれた土用波、無風帶の脂を浮かした水平面、無人の白い塔を押し流す寒流、その極地の沿岸をあらふ三角波、おれ達の女主人はこの光景のなかをも出沒する。
福士幸次郎 展望 青空文庫
日本海では土用波はない。
田畑修一郎 栄螺 青空文庫
かえってそれは、さかまきどよもす土用波のように、波の穂を走らせながら、理論の前にそびえ立っている。
中井正一 現代美学の危機と映画理論 青空文庫
作例 · 標準
夏の土用波は、サーファーにとって絶好のコンディションをもたらす。
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台風の影響で、海岸には大きな土用波が押し寄せた。
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土用波に乗って、彼は華麗なライディングを見せた。
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ウィキペディア

土用波(どようなみ)とは、晩夏にあたる「夏の土用」の時期に、発生する大波のこと。

出典: 土用波 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0