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居房

きょぼう
名詞
1
標準
文例 · 用例
二つおいて隣りの監房は廣い雜居房で、半分以上も前へせり出してゐるために、しかもその監房には大きく窓が取つてあるために、その内部の一部分がこつちからは見えるのであつた。
島木健作 青空文庫
こゝへ來た最初の日、雜居房の大男が、「ハイかライか?
島木健作 青空文庫
――雜居房の四人の癩病人は、運動の時間が來るとぞろぞろと廣い庭の日向へ出て行つた。
島木健作 青空文庫
この四人が太田の二つおいて隣りの雜居房に居り、最初太田はそれだけで、彼の一つおいて隣りの獨房は空房であるとのみ思つてゐた。
島木健作 青空文庫
その殘飯の山をまた、かの雜居房の癩病人達が横目で見て、舌なめずりしながら言ふのである。
島木健作 青空文庫
全身が何とはなしに熱つぽく、一日のうちの大部分の時間を寢てくらすことの多くなつた太田は、半ば夢のなかで、遠く離れたその物音を聞き、どうもあれは一房らしいが、今迄ずつと空房であつたあの雜居房に誰か新らしい患者でも入るのであらうか、などとぼんやり考へてゐた。
島木健作 青空文庫
だだつ廣い雜居房にただひとり、男は一體何を考へてその日その日を暮してゐるのであろうか。
島木健作 青空文庫
太田が怪訝に思ふ事の一つは、その男が今まで空房であつた雜居房に只ひとり入れられてゐるといふ事であつた。
島木健作 青空文庫
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居房 とは、拘置施設や行刑施設において収容者を収容するための部屋。居房には定員が一人の独居房 と定員が二人以上の雑居房 がある。ただし、収容する人員が定員を超える人員をやむを得ず収容する場合は独居房に複数人を収容することもある。

出典: 居房 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0