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躍らす

おどらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to throw (oneself)
文例 · 用例
この中で、我が奥常念は一と際高い、殊に蝶ヶ岳に向って低く下っているところは、波の如き山を躍らすこと七、八峰、峰は皆磐石を畳んだもので、石は皆裂け、偃松と、岩ぶすまという地衣が布いているばかり、この方面から常念を望むと、前の婉容はなくなって、見上げるように急峻に尖っている。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
川の七|分目へ来た処に、大巌が一つ水を堰いて龍虎を躍らす
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
僅か五隻のペリー艦隊の前に為す術を知らなかったわれらが、日本海の海戦でトラファルガー以来の勝利を得たのに心を躍らすのである。
夏目漱石 マードック先生の『日本歴史』 青空文庫
一行三人いずれも白い帷子を着て、おまけに背中には「南無妙法蓮華経」の七字を躍らすなど、われながらあやしい装立ちだった。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
広巳は甥を躍らすことによって気もちの悪い対手のまつわりをすこしでも避けようとしていた。
田中貢太郎 春心 青空文庫
それで、道を歩いていても、偶と私の記憶に残ったそう云う姿、そう云う顔立ちの女を見ると、若しや、と思って胸を躍らすことがある。
泉鏡花 幼い頃の記憶 青空文庫
才気煥発、運筆自在、縦横馳駆の川端龍子氏の画の過程は、そのフワンたるものの心を躍らすに足る充分なものがある。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
雄太郎君は夢中でその右曲りの角へ馳けつけると、体を躍らすようにして向うの長い道路をのぞき込んだ。
大阪圭吉 石塀幽霊 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
to stir (one's feelings)
作例 · 標準
例句
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