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無闇矢鱈

むやみやたら
形容動詞
1
標準
文例 · 用例
併し、その倶楽部は恐しいと云っても決して見境もなく無闇矢鱈と恐ろしい事を企てるのではなくて、ただ倶楽部で決められた則をやぶった者に対してだけ少しの容赦もなくその法外にきびしい制裁を下すと云うのであって、彼等倶楽部員は皆、極端なる、「不正を悪くむ紳士方」であるのです。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
例えば、どうして台所では、ああ無闇矢鱈に料理を拵えるのか?
または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 死せる魂 青空文庫
然し、この暴民等は、五人口、八人口で、無闇矢鱈に、子を生んでおる。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
中には無闇矢鱈と国際性という刀を振り廻して斬りつけてばかりいるのもあった。
横光利一 厨房日記 青空文庫
「お蝶夫人」をうたうプリマドンナも無闇矢鱈にうたうとホルピの様に咽喉をつぶしてしまいます。
三浦環 お蝶夫人 青空文庫
近頃はよく日本料理と西洋料理とを無闇矢鱈に取交ぜて合の子の折衷料理が出来る。
秋の巻 食道楽 青空文庫
僕は生來心臟が弱い、それだから、急いたりする時になると、無闇矢鱈と急くんだ。
葛西善藏 奇病患者 青空文庫
従来の土地の風とか慣わし、美俗醇風に重きを置かないで、無闇矢鱈と配給したのでは、ますます物が足りなくなるばかりか、運輸、交通も混乱する。
佐藤垢石 食べもの 青空文庫
無闇矢鱈(むやみやたら) — 幻辞.com