ゲップ
ゲップ異読 げっぷ
名詞頻度ランク #43142 · 青空 13 例
標準
belch
文例 · 用例
」 阿見は、相かわらず、ずるげな、同時にこころよげな笑いを浮べながら、酒くさい息を坑夫達の顔にゲップ/\吹きかけた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
――というより、酔ったゲップを吐き出すような、まるで冗談まぎれのような結びつきであった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
十個ばかり啜る中に、二人とも硫黄臭いゲップを出すようになると、卵売りは大いに儲けるつもりで、道傍の枯松葉を集めて焼卵を作り、二人にすすめたので又食慾を新にした二人は、したたかに喰べた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
マダムはすぐ酔っ払ったが、私も浅ましいゲップを出して、洋酒棚の下の方へはめた鏡に写った顔は仁王のようであった。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
法螺忠は何か一言いうと、あははと馬のように大きな黄色の歯をむき出して笑い、それにつれてゲーッ、ゲーッと腹の底から込みあげる蒸気のようなゲップを遠慮会釈もなく放出して「どうも胃酸過多のようだ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
「……ゲップ……ウ――イイ……と、そこでだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
「……大変に立ち入ったお尋ねごとですが、お亡くなりになった御主人は、お酒を呑み過ぎられますと、酒石酸と、重曹を一所にお口に入れて、水を飲んで大きなゲップを出される習慣が、お在りになりはしませんでしたか」 後家さんは痩せぎすの色の青い、多少ヒス的な感じのする品のいい婦人だった。
— 夢野久作 『無系統虎列剌』 青空文庫
ゲップをしながら起きあがると、放りだしておいた慰霊祭の案内状が落ちもせずに、昨夜のままの恰好で夜卓の上に載っている。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
作例 · 標準
炭酸飲料を一気に飲んだら、大きなゲップが出てしまって恥ずかしかった。
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赤ちゃんにミルクをあげた後は、優しく背中を叩いてゲップをさせてあげる。
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食後にゲップを連発するのは、マナーとしてあまり好ましいことではない。
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