五舎
ごしゃ
名詞
標準
five residences for court ladies (in the inner Heian Palace)
文例 · 用例
それから秋彦君と共に林五舎へ。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
十一工場の者は十五舎(一房から十房まであった。
— 小山清 『その人』 青空文庫
(好ぎたって云ったらおれごしゃぐど思うが。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
そのこらぃなごと云ってごしゃぐような水臭ぃおらだなぃな。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
やがて、中折帽を取って、ごしゃごしゃと、やや伸びた頭髪を引掻く。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
」 いかにも、そんげえなものには怯えまい、面魂、印半纏も交って、布子のどんつく、半股引、空脛が入乱れ、屈竟な日傭取が、早く、糸塚の前を摺抜けて、松の下に、ごしゃごしゃとかたまった中から、寺爺やの白い眉の、びくびくと動くが見えて、「蜻蛉だあ。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
軍人でない人が見たら、行進中の旅団があらわすようなこの長ったらしい重苦しい行列は、やけに七面倒くさい、ほとんど了解に苦しむごしゃごしゃ騒ぎに見えるのが常だ。
— ПОЦЕЛУЙ 『接吻』 青空文庫
その十五人もこんぐらかったりごしゃごしゃになったりして、どこで逢って、どんな顔をしていたかあやふやだ。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
作例 · 標準
平安の雅な世界を描いた物語の中で、五舎を巡る女たちの恋模様が綴られる。
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五舎の一つである飛香舎に住まう后に、若き貴族が恋文を届ける。
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御所の北側に位置する五舎は、高貴な女性たちが住まう特別な空間だった。
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