夜籠り
よごもり
名詞
標準
the dead of night
文例 · 用例
似ず、わなみ若尼御前の、夜籠りに、ささらえをとめ見こそ惱へ。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
」「わしは、心をきめやした、行き斃れにならない前に、ここらで、夜ごもりしてえです、ね」「夜籠り?
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
また夜籠りする人々もゐると見え、私等の居る側に茣蓙などが置いてある。
— 斎藤茂吉 『仏法僧鳥』 青空文庫
また夜籠りする人々もいると見え、私等の居る側に茣蓙などが置いてある。
— 斎藤茂吉 『仏法僧鳥』 青空文庫
そして、磯長の太子廟に夜籠りをしたのを知ったから、こよいこそと、忍び寄って、善信めを斬ろうと計ったところが、あの連れている犬のやつが、縛っておいた縄を噛みきって、大事な刹那に、堂の中へ飛び込んできたろうじゃないか」「フーム、ありそうなことだな。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
明日、光秀参拝のうえ、同夜は光秀と日ごろ親しき輩四、五名|集うて、歌夜籠り仕りとう存ずると。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
年の夜は夜籠りをして寝ないのが古来の習わしであった。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
そういう講はもと念仏のために結ばれたものでなく、ただ講中の人々が念仏を教えられたというまでであり、親しい友だちが月に一度または二月に一度、集まって夜籠りをする慣例の方が、もっと古かったのではないかと私は思っている。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
作例 · 標準
深い夜籠りに、森は静寂に包まれ、動物たちの声も聞こえなかった。
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夜籠りに、怪しい人影が街を歩いていたという噂がある。
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昔は、夜籠りに読書をするのが好きだった。
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