幻辞.com

一着

いっちゃく
名詞
1
標準
first place (in a race)
文例 · 用例
クラブ員は海賊のユニフォオムを一着すること。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
それには颱風の事実を捕える観測網を出来るだけ広く密に張り渡すのが第一着の仕事である。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
今一般に実際上の問題に物理学を応用しようとする時に、第一着手としてしなければならぬ事は問題自身の分析的研究である。
寺田寅彦 物理学の応用について 青空文庫
渾沌とした問題を処理する第一着手は先ず大きいところに眼を着けて要点を攫むにあるので、いわゆる第一次の近似である。
寺田寅彦 物理学の応用について 青空文庫
ラウエ、菊池の実験といえども、まず第一着に本質的に何よりもだいじなことは「写真板の上にあのような点模様が現われる」ことであった。
寺田寅彦 量的と質的と統計的と 青空文庫
」などと、旗取り競争第一着、駿足の少年にも似たる有頂天の姿には、いまだ愛くるしさも残りて在り、見物人も微笑、もしくは苦笑もて、ゆるしていたが、一夜、この子は、相手もあろに氷よりも冷い冷い三日月さまに惚れられて、あやしく狂い、「神も私も五十歩百歩、大差ござらぬ。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
洋服をきらいなのではなく、いや、きらいどころか、さぞ便利で軽快なものだろうと、いつもあこがれてさえいるのであるが、私には一着も無いから着ないのである。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
吾輩はすぐさまその石標の上に跳り上り、遠からん者は音にも聴け、近くば寄って眼にも見よ、吾こそは今日登山競走の第一着、冒険和尚|字は春浪なりと呼わったが、音に聴く者も眼に見る者も側なる津川五郎子ばかり。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
作例 · 標準
ゴール手前で猛スパートをかけ、ハナ差で二位を抑えて一着で入線した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
一着でゴールした瞬間、彼は天を仰いで両拳を力強く突き上げ、喜びを爆発させた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
予選をダントツの一着で通過し、決勝でのメダル獲得に大きな期待がかかっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
2
標準
one suit (of clothes)
作例 · 標準
娘の結婚式に出席するため、奮発して上質なシルクのイブニングドレスを一着誂えた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
社会人としての第一歩を踏み出す息子に、祖父が老舗のテーラーでスーツを一着仕立ててくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
出張先での突然の雨に備えて、撥水加工の施された軽量なコートを一着鞄に忍ばせておく。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
3
標準
putting on (formal clothes)
作例 · 標準
一張羅を一着した途端、それまでの普段着姿とは打って変わって、見違えるような紳士に変身した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
代々伝わる重厚な礼服を一着して、先祖代々の墓前で静かに手を合わせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
厳かな空気が漂う式典を前に、主賓は落ち着いた足取りで正装を一着した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
4
標準
one move
作例 · 標準
熟考の末に放たれたその一着は、相手の王将を確実に追い詰める必殺の妙手だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
勝負を焦って不用意な一着を指してしまい、そこから一気に形勢が暗転した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
将棋ソフトが示した驚愕の一着は、プロの棋士たちをも唸らせる独創的なものだった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview